スニッカーズキャンペーンにみるオタクとTwitterの相性
4/4(木)公開のスニッカーズキャンペーン(スニッカーズ×アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ×楳図かずおコラボ)がTwitterで、バズっている。
yahooトレンドでno.1を獲得している。※11:10時点
なぜこれだけTwitterトレンドで話題になるかという理由が3つある
1点目が、Twitterのユーザー層に合わせたキャスティングと文脈である。
ミリオンライブや楳図かずおはTwitterという、どちらかというとオタク(そうではない人もいるがご勘弁を)にヒットしやすいアーティストである。その組み合わせが今回の話題を生み出しているのと。お腹の空いたアイドルを助けよという文脈である。
世の中にはAKBや乃木坂、ラブライブなどアイドル好きが多く存在しそのファンが反応する形の文脈にしている点だ。
公式アカウントをフォローしてからスニッカーズの写真を添付して、#アイドルを取り戻せ と、#元に戻したいアイドルの名前 と @sni_rep を投稿させる仕組みはそのように広いターゲットに当たるようにしている。
2点目がバズを計算できる点だ。
スニッカーズのTwitterアカウントのフォロワー数は6614人
アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズのTwitterアカウントのフォロワー数は226448人
楳図かずおコラボのTwitterアカウントのフォロワー数は10001人
足し合わせると2430063人のフォロワーにリーチできるという計算が立てられる。
デジタルマーケティングではこのようなあらかじめの計算が重要になってくる。
3点目が3アーティスト(スニッカーズは商品だが)コラボという予期しないコラボ数とコラボ内容だからだ。
Twitterなどで話題にさせるためには予想を超えたコンテンツが重要となってくる。予想を超えたところで驚きや楽しさなどの気持ちが沸き起こりキャンペーンに参加したくなる。
また、お腹が空いたらスニッカーズという文脈(ストーリー)にも合わせてキャンペーンを展開しているのが、成功している要因でもある。俗に言うストーリーテリングだ。
デジタルキャンペーンでまだまだ世の中を賑わすことができるといういい例である。