ソーシャルアド(Social Ad)の特徴を理解して広告を打つ - Twitter,Facebook,Instagram広告の特徴
ソーシャルの重要性が取り上げられる昨今。広告配信としてソーシャルアドを打つことがよくある。それぞれの特徴を理解しないと広告配信料はかかったが、あまり効果が得られないということになりかねない。デジタルマーケティングにとって、ソーシャルの特性を理解するというのはかなり重要事項となってくる。
今回はTwitter/Facebook/Instgaramのそれぞれの特徴を見ていく
Twitter AD-
Twitter広告は正直セグメントが曖昧だ。
なぜならそこまで個人情報等の情報をTwitterに登録していないためだ。
興味のあるコンテンツ等に関してはTwitter検索やハッシュタグの使用率からTwitter側で把握しているが、そこまで詳細な情報がないのが現実だ。
なので、Facebook等でよくある20歳男性の東京在住のバスケットボールが趣味などの細かなセグメントができない。また何個も気軽にアカウントを作成できるという特徴上死にアカウントが多く存在すると言われている。※じゃあTwitterではどのような広告が向いているのか。
Twitterはトレンドを作るのが得意だ。俗にいうバズるというものだ。
あとは面白いとか馬鹿げているなどネタ的なコンテンツに向いている。
広告として使用する場合は、バズりそうなコンテンツ × 細かなターゲットが存在しない(細かなセグメントが必要ない場合)等が考えられる。
※一時そのようなアカウントは削除する方向でTwitterは動いたがまだ存在する。
Facebook AD-
こちらは個人属性が多く取得されており、細かなセグメントが可能である。
また、真面目なコンテンツやブランディングコンテンツでも配信しやすい環境である。
Facebookはバズというのはあまり狙えないので、確実にコンバージョンさせたい商材に向いている。
ただ、直近の状況で言えばアクティブ率がかなり下がってきており、高年齢化が進んでいる。なので若者向けのコンテンツは向きにくい。若者向けであればTwitterやInstagramの方が相性が良い。
FacebookとInstagramの広告配信は連携しているので、Facebookに広告を配信すればInstagramにも配信される。また、何いいねを取るか何個コンバージョンを取るかというのが計算が立ちやすい。(いいね数やコンバージョン数の数によって価格が変動する。)
まとめにはなるが、商材として比較的真面目なもの × 細かなセグメント × 細かなKPI というものを広告として狙う場合に向いているアドである。
Instagram AD-
Instagramは特にビジュアルに特化しているソーシャルメディアなのでブランディングに向いている。ただ、リンクが貼れない(最近はInstagramの商品をタップするとECへ繋ぐことはできる)ので何かコンバージョンをバシバシ取るのには不向きである。
また、拡散は見込めないので狙った以上の効果は出にくいという性質がある。
Instagramをしている層が若者のお洒落な層が多いので、ブランディングを狙いつつ
お洒落な層に届かせたい場合は有効なアドとなる。
まとめにはなるが、ブランディング × 細かなセグメント × 細かなKPIは狙わない
等の商材が向いている。
それぞれのソーシャルによって特徴が全然違うので、商材に合わせた広告を打つ必要がある。今回はTwitter/Facebook/Instagramの特徴を記載したが、LINE(クローズド)やTiktokなど最近のソーシャルと呼ばれるものも存在する。
商材の特性に合わせてソーシャルアドを打っていく工夫が必要である。
現在デジタルマーケティングのコンサルティングも受け付けているので何か相談がある方はhiroki.digital0626@gmail.comまでメールくださいませ。